デジタルトランスフォーメーション(DX)全盛時代を迎え、ますますデータ活用の重要性が高まりを見せる一方、「情報系システムの老朽化」がDX実現の阻害要因となっています。
その解決手段として、既存の情報系製品の存続・撤廃を含めた抜本的なシステム刷新をご検討されている企業も多いかと思います。
では、システムの刷新時にどのような検索・リサーチをされているでしょうか。
聞いたことのある製品やサービスを検索して、機能を比較されていませんでしょうか。
情報系システムの刷新時、どうしても各製品の機能や特長に目を奪われがちになるかと思います。
もちろん製品の選定において、機能や特長の比較は大事な要素のひとつですが、そこに注力しすぎると大事な観点を見落としてしまいます。
その大事な観点とは以下にの4つポイントです。
①課題の明確化=現行の情報系システムでは何が課題となって老朽化しているのか
②目標の明確化=システム刷新によって得られる効果をどう設定するのか
③導入時のプロジェクト体制・アプローチ
④導入後、どのように利用を促進し、活用度を上げていくのか
それぞれについて、以下に詳細を説明していきます。
課題の要因には、主に以下のようなことがあげられます。
自社には課題がいくつあり、その中で最も重要な課題は何なのかを明確化することが重要です。
これは①の課題にひもづけて設定します。例えば「速度の劣化」が主な課題の要因であれば、「速度向上XX%UP」や、「速度の劣化により発生していた利用者の業務を効率化、XXX時間の削減を実現」などが目標になります。
これは①と②を実現するための社内体制および構築・パッケージ・ハードウェア/ネットワーク・運用保守に携わる社内外の体制です。
そして、導入後の利用促進方針や活用度をあげる取り組みを設定します。
具体的には、以下が挙げられます。
しかし、残念ながら実態として、①~④まですべてを網羅した継続的な取り組みをしている企業は少ないように感じます。
多くの企業は①~③までは注力していますが、特に④に関してはあまり注目・注力されていないように感じます。
でも、実はこの④こそが情報系システムの老朽化対策で見落としてはいけない大事なポイントなのです。
先々を見据えた情報系システム刷新におけるリサーチを実施する際、「他社での導入事例」を調査・活用される企業も多くあるかと思います。
今回の記事を書く際のリサーチとして、多くの導入事例を検索してみました。
結果、多くの導入事例が「導入時の選定理由と効果」が中心となっており、「導入から数年たった後、どのような対応をしているのか」についてはほとんど語られていない事がわかりました。
そんな中、今回、課題として取り上げた④について貴重な情報得られる無料セミナーが実施されます。
このセミナーでは、旭化成株式会社の佐々様をお迎えし、情報系システムの老朽化時の課題および、どのように解決したのかだけではなく、同様のセミナーではあまり語られることのない「事例になってからのその後」をお伝えする事で、データを活用し続けるポイントをお伝えします。
その後のセッションでは、その他の刷新事例および、情報系システム刷新のポイントを「ユーザー」視点だけでなく、「製品提供メーカー」「構築担当SE」の視点でお伝えするとともに、お客様のニーズに応じた幅広いソリューション・サービスをご紹介するみたいです。
セミナーのURLは以下となります。
https://www.unirita.co.jp/seminar/asahi-kasei.html
本セミナーは情報系システムの老朽化対策が課題のお客様、また先々で情報系システム刷新をご検討のお客様が主な対象のようですね。
ご興味あるお客様いらっしゃいましたら、ご参加くださいませ。
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