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社内コミュニケーションツールで生産性アップ

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企業内での業務改善について考えるとき、必ず上位にあがる課題として、チームコミュニケーションの問題があると思います。プロジェクトや施策を円滑に遂行するために、チームコミュニケーションの活性化は不可欠です。そこで、チーム内のコミュニケーションを活性化する取り組みとして、チャットなどのビジネス向けのコミュニケーションツールの活用が注目されています。これらのツールによって、より効果的でスピーディに情報の交換や共有を行うことが可能になると期待されます。

 

わたくし達のチームでも、遅ればせながら最近になってSlackを導入しました。その後は目的別にチャンネルを複数立てて活発に情報交換するようになりました。クラウドサービスなので、メールアドレスを登録すればすぐに使えるようになりますし、パソコンやスマートフォンなど、どこからでもアクセスすることができます。チャットの機能が基本ですが、その他にも検索や資料の添付などさまざまなことができる高機能なツールのようです。

 

Slackが広く利用されている理由としては、外部サービスとの連携が充実しているという点もあげられると思います。Googleなどのさまざまなサービスと連携することもできますし、ボットをカスタマイズすることもできます。今回はSalesforceとの連携についてご紹介します。つまり、SalesforceからSlackにメッセージを自動で送信できるようにします。

 

外部からSlackに通知できるようにするために、Slack APIのIncoming Webhooksを利用します。Incoming Webhooksをセットアップするときに、通知先のチャンネルを指定して、Webhook URLを取得します。このURLに対して、メッセージ情報を含むペイロードをPOSTすると、通知先のチャンネルにメッセージを登録することができます。

 

あとは、Salesforce側でこのURLにメッセージを送信するAPEXクラスを作成するだけです。例えば、商談レコードのフェーズの値が変更されたときに、このAPEXクラスを実行するようなプロセスをプロセスビルダーで作成すれば、このレコードの情報を含むメッセージがSlackに自動で登録されるようになります。

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