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身近なところでITIL実践?

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私が所属している部署ではITILに準拠したツールを扱っているのでITILについてはなにかとお客様先で話をする機会は多いです。
そんな中、ふと考えたことがあります。 

家庭内でなんらかのトラブルが起きたときITILのプロセスを当てはめてみるとどうなるかなーと

で、考えてみました。

そもそも、ITIL(アイティル)って何?ということを詳しく知りたい方は、以下の記事でITILの概要やメリット、資格体系などを詳しく解説していますので、ぜひご参照ください。

>> ITIL®とは ~ITサービスマネジメントのフレームワーク~

テレビとかだと壊れた時のあとがいろいろ大変なので(値段とかもろもろ)テレビが壊れた時のシチュエーションで考えてみました。

  1. テレビがつかなくなった。
    (インシデント発生)
  2. つかない原因を調べてみた。
    (インシデント管理)
  3. 調べてもわからないので電気屋さんへ調査願い
    (問題管理へエスカレーション)
  4. 調査結果からテレビを新規購入するか、修理するかを検討することになった。
    (変更管理へエスカレーション)
  5. お父さんよりお母さんにテレビの対応について相談
    (変更要求→審査)
  6. テレビの購入で双方合意、購入について機種選定など始める
    (変更計画)
  7. 電気屋でテレビ購入 設置日決める
    (リリース計画)
  8. テレビ納品、設置
    (リリース)
  9. 設置後、変更、問題、インシデントをクローズする。

なーんて流れになるのかなぁと

当然、マニュアルや保証書の管理というところは構成管理となるわけで、なんだ、意外とITILっていろんなところに適用できるじゃないかと。
(なんか無理やり感ない?て気もしないでもないですけど)

ITILは勉強してみたんだけど自社の業務にどう適用するのかよくわからない、という話はよく聞きます。

だったら、今回私が書いてみたように自社の業務の流れを洗いだして、そこにITILのプロセスを当てはめてみればイメージが見えてくると思います。

まずはこういった活動からスタートしてみてはいかがでしょう?

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