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帳票運用ノウハウ~帳票にまつわるプリンタのお話~

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いままで帳票にまつわる様々なことをテーマにしてきましたが、今回は「プリンタ」について考えてみたいと思います。みなさんが業務で利用されているプリンタにはどんな種類があるのでしょうか?EXCELやWORDを印刷する際にはオフィスプリンタ、いわゆる複合機と呼ばれる種類のプリンタになるかと思います。

 

商品の発送伝票を印刷するにはドットインパクトプリンタやラインプリンタを利用します。同じく梱包された商品に商標情報を貼り付けるにはラベルプリンタを利用します。印刷物の種類や出力枚数、用途によって出力先はさまざまで、課題もさまざまです。

 

最近、お客様先で耳にするのはドットインパクトプリンタやラインプリンタを無くしたいという相談です。ドットインパクトプリンタやラインプリンタは、特定の業務でしか利用用途が無く、故障時に業務が止まってしまうことを考慮すると予備機が必要となります。

50拠点あるとするとミニマムで100台必要になるため、これをオフィスプリンタで出力することは大きな経費削減が望めます。また、数十万ページに及ぶ大量印刷業務などでは、プロダクションプリンタと呼ばれる高速大型機を利用しますが非常に高価であり、印刷業者への印刷依頼をご要望されるお客様も多くいらっしゃいます。

 

高価なプロダクションプリンタを自社で持たずに業者へ印刷を依頼することで、経費削減を行うものです。ラベルプリンタの利用で問題となるのが、処理速度の遅さです。一般的にラベルプリンタはメモリが小さく、バーコードやロゴを印刷しようとするとページあたりのサイズが肥大し、処理効率が落ちます。そのため専用のアプリケーションを作成し、コマンド印刷を行います。

 

しかし、帳票の修正時にアプリケーションの修正が発生するため、その工数は無視できるもではなく、対策についての相談も少なくありません。業務により課題はさまざまであるため、自社の印刷業務をしっかり把握し、全体を考慮していかないと結局のところ本質的な改善はできません。これらの解決策についても考えていきたいと思います。

 

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