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ITサービスマネジメントは難しい? 思った通りに進まない3つの理由

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今回は、ITサービスマネジメントが思った通りに進まない、
そんな皆さんの前に待ち構えている壁を叩いて突破するお手伝いをするお話です。

さて、早速ですが、思った通りに進まない3つの理由としては以下が考えられます。

  • 改善活動が業務の負担になる
  • 社員全員に浸透していない
  • すぐに費用対効果を求める

一つ一つ、中身を見ていきましょう。

①改善活動が業務の負担になる

  • 改善活動なんかしなくても、業務はまわりますよ
  • 業務を一刻も早く処理したいんですよ

これらは力技でこなす事を意味し、エネルギーに満ち溢れている状態ですが、その場しのぎの対応になります。
以下の状態になったことはありませんか?

  • いつも同じプロセスで躓く
  • 対応者によって品質が揺れる
  • いつまでたっても無駄が改善されない

こんなの、ぜったいおかしいよ…

②社員全員に浸透していない

「なぜこの活動をしなければならないのか?」という所が、社員全員が理解していない状態です。

  • 別の取り組みをした方が合理的かつ有意義です
  • どこで必要とされているのかが分からないので、取り組む意味は無いと思っています

取り組む優先度が低くなり、担当者毎で情報の粒度が異なってしまう為、
PDCAのC(チェック)の段階で、分析する情報の精度が荒くなるため、大した分析が出来なくなる状態です。

全員が理解した上で取り組む事で、PDCAサイクルのCにあたる所で精度が向上し、
A(アクション)で大きく改善に繋げていく事が出来ます。

③すぐに費用対効果を求める

会社ではお金(数字)を求められる事が圧倒的ですが、
いつしか、お金か愛か、どちらが大切かを問われる時があなたにも来ます。

そんな時は、正直に応えてください。ビンタされます。実体験では無いです。

  • どれぐらい費用対効果が出るのかが分からないので、取り組むには時期尚早だと考えています
  • コスト削減に繋がるのであれば検討する価値はある

0や1、-100といった、どんな数字にも絶対的な説得力があります。

言いたいことは分かりますが、取り掛かる時期が早ければ早いだけ、長く続ければ続けるだけ、費用対効果は出ます。
外食を続けるより自炊を続けた方が、食費節約、料理スキルアップ、健康志向上…etc
といった具合に、未来の自分形成に繋がるのと同じです。

ITサービスマネジメントを思い通りに進めるために

かけあしとなりましたが、3点記載しました。

この3点をすべてをどの様にすれば改善されるのか、たった一言で言い切る事が出来ます。

出来ていない事を認識して、少しずつ改善して行くだけで良いのです。

この一言に尽きます。

迅速な意思決定が求められる現代で、どこまでできるかはわかりませんが、
皆さんが何かを考えるきっかけになれば幸いです。

それではまた。

 

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