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仕事を任せるときに気を付けたい4つのマインド

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わたくしごとですが、最近になって、色んなメンバと一緒に仕事をする機会が増えてきましたので、今回は、「仕事を任せる」ということについて触れたいと思います。

 

■そもそも「仕事を任せる」って・・・?

仕事をしていると他の人に仕事をお願いする状況がでてきますが、仕事をお願いする際に、みなさんはどのようなお願いの仕方をしていますか。『スキルや経験も考えて、フォローしながら任せているよ』という方もいれば『いやいや丸投げだよ』とか『自分で仕事をした方が早いから、結局自分でやっちゃう』なんて方もいらっしゃると思います。


仕事をお願いする言葉として、仕事を「振る」という言葉と、仕事を「任せる」という言葉があります。

 

通常、仕事を「振る」という場合には、進め方や成果物の決定権がお願いする側にあるため、お願いする側のやり方や、お願いする側が思い描く成果をお願いすることになります。
一方、仕事を「任せる」という場合には、『仕事のやり方を考える』ところからお願いするとになりますので、お願いされる側でやり方を考えながら成果を上げていくことになります。

 

「〇〇くんに任せるよ」なんてことを言ったことがあるかもしれませんが、どちらも仕事をお願いする以上、仕事の責任はお願いした側にあります仕事を「振る」ほうが仕事をお願いする側もお願いされる側も楽なのですが、新しいこと/考えを生み出し続けないとチームでより良い成果は上げられませんので、チームを成長させるためにも、仕事を「任せる」ことが重要になってきます。

 

■仕事を任せるときに気を付けたい4つのマインド

私も実際にチームで上手く仕事を任せられていないなと感じることがありましたが、そんな中、なるほど!と思った『仕事を任せる側のマインド』を教えていただく機会がありましたので共有したいと思います。

  1. 『責任』
    先ほども触れましたが、仕事を任せる以上は任せる側に責任があります。任せた側が思うように成果を上げられなかったとしても、任せた側の責任にしてはいけません。任せたんだからしっかりやってくれないと困るよ、と言う代わりに、何に困っているのか、どうして進められていないのかの相談に乗ってあげてください。

     

  2. 『忍耐』
    仕事のやり方から任せる以上、気に入らない進め方や成果物があがってこないこともあるでしょう。たとえやり方が気にくわなかったとしても、無理やり仕事を取り上げたり、怒ってはいけませんよ。任せられた側が『どのように考えてここにたどり着いたのか』を真摯に受け止めることが大切です。もし考え方が本当に間違ってるのであれば、考え方を教えてあげたり、一緒に考えてあげましょう。
    考えることを止めてしまうと、人は成長しません。

     

  3. 『相談』
    社会人の基礎は「報・連・相」だなんて言葉を聞きますが、大抵、報告、連絡ごとはあっても、案外、相談には来ないものです。本当にどうしようもなくなったら相談に来ることはありますが、ほとんどの困りごとは周りの人に聞いたり、ネットで調べたりして解決することが多いと思います。相談は依頼された側がするものではなく、依頼した側が歩み寄って進捗や困りごとの相談に乗ってあげましょう。

     

  4. 『評価』
    仕事を任せた後は、きちんとフィードバックをしてあげましょう。大人になって誉めてもらうことがなくなった、なんてよく聞きますが、人はいくつになっても誉められるとうれしいものです。また、誉めるだけでなく、うまくできなかった点も何がいけなかったのかを伝えてあげ、次に生かせるようにしましょう。どんなに優秀な人でも、失敗しない人はいませんが、次に生かすことで人は成長します。

 

人間ですから一筋縄ではいかない・・・なんてこともあるかと思いますが、チームでお仕事することにお困りの方にとって少しでも参考になれば幸いです。それでは。

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