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ITサービスマネジメントツールと業務の関係について~業務自動化とリアルタイム分析によるビジネス貢献~

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今回は、お客様先にお邪魔させていただいた際に、
「ITを使うことにお金を掛けるんじゃなくて、ITを上手く利用して上手くビジネスをしていきたい」
というお話しを最近、特によくお聞きしますので、ツールに期待を込めて、人とツールの共存について触れたいと思います。

ITツールの利用と現状

ITツールを利用していると、もっとこうあればよいのに、、という不満が少なからずあるかと思います。
レスポンスが悪かったり、簡単な作業なのに毎回入力することが手間で逆にビジネススピードを遅くしているように感じたり、というところですね。

ただ、ITツールを改善するにしても、大きな費用がかかる場合もありますし、生活の知恵でやりくりしていることが現状ではないでしょうか。

業務とツールを近づけるDevOps

少し前に、立場の異なる人と人がビジネスの共通目標に向かって協力することでビジネスの成長を促進させるという意味で、「DevOps」というキーワードが流行りましたが(今は当たり前ですね)、
よりよいサービスが求められる今、「人とツール」、突き詰めると「業務とツール」をより近づくことが今後求められると思います。

RBA(Run Book Automation)などが近い立ち位置かもしれませんが、人手で実施する作業をなるべくシステムが実行するようにして、システムは登録された情報に従って業務を実施し、その実行結果を自動で反映させ、リアルタイムな分析結果や実行結果を人に通知することで、ビジネスの成長速度をより促進させるかと思います。

ツール連携という見方をすると当たり前かもしれませんが、現実的には局所的な最適化に留まっていることが実態かと思います。

人とITサービスマネジメントツールの共存のために

ITサービスマネジメントツールを扱う人間としては、ビジネスを加速させるためにも、各業務に特化したツールと密に連携して、それぞれの得意分野を活かしつつ活用して、ITサービスマネジメントツール側に結果が自動で取り込めればより広く視野をもってビジネスの成長にお役立てできるのではと思います。

SF作家ジュール・ベェルヌが残した「人が想像できることは、人間が必ず実現できる」という言葉にもあるように、近い将来、このようなことも当たり前に実現されることかもしれませんね。
今回は期待を込めて、夢を膨らましましたが、現状の延長線で物事を考えると成長の幅に限界が生まれてしまうため、一旦、なるべき姿、なりたい姿を想像すること、そして現状とのギャップを少しずつ埋めていくことが成長するため、生まれ変わるためには大切ですね。

それでは、近いうちまたお会いしましょう!

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