
ヘルプデスクとは? ヘルプデスクを効率的に行うツールをご紹介
2014/12/12に「プロジェクトマネジメント実践シュミレーション編」というワークショップに参加してきました。
プロジェクトマネジメントもITサービスマネジメントの一部です。
従来の受講型のセミナではなく、全員が役割を持つロールプレイ型のワークショップでシュミレータを使い、ビジネス要求からプロジェクトの計画、実施、調整、運用、そしてビジネスの成果までを体感することができました!
座学で知識だけ詰め込んでも血となり肉となり、実践に活かすことができないため、
あの人は知識はあるけどね…経験がね…
ほんとにプロジェクトマネジメントできてるのかな?
なんて囁かれることがあるかと思います。
経験(Do)を積み、考察(Review)して、教訓(Theory)を導き出し、それを活用する(Play)することを重ねることで、
成熟度をあげるという考え方のワークショップでシュミレーションを3回も実施します。
プロジェクトの進行には様々なステークフォルダーが登場しますが、
そのうちプログラムマネージャやプロジェクトマネージャ、オペレーションまでをロールプレイしました。
・グループディレクタ :CEO、代表。全体のマーケット責任
・パフォーマンスマネージャ :スポンサー、部門マネージャ。部門のマーケット責任
・プログラムマネージャ(PMO):全体のプロジェクトの成功責任。リソースの許可
・プロジェクトマネージャ(PM):各プロジェクトの成功責任
・オペレーション :運用、インフラストラクチャの維持管理
プロジェクトには必ず制約があり、その範囲内での実施が求められます。
具体的には、以下の3つのバランスを取りながら実施します。
・スケジュール
・リソース(人、モノ、金)
・スコープ(プロダクト、成果物、品質、機能、範囲)
市場16位から始まり、市場1位を目指して、3回トライしました。
■1回目:勝率0%
Try&Goということでまずやってみよう!ということで、計画も立てていないまま実施しました。
複数プロジェクトが途中に予期せぬ出来事などもあり、
あれよあれよという間にプロジェクトが終わって、6プロジェクトを並行実施して、全プロジェクトが失敗!
市場の順位も変わらず!(ランクダウンすると焦りましたが、保ちました。)
■2回目:勝率33%
計画を立てて実施したので、6プロジェクト中、2件に成功しました。
プロジェクトのフェーズとしては、設計⇒開発⇒テスト⇒引き渡し⇒インストールの流れなのですが、
テスト終了までは、4件が成功していました。
何がまずかったかというとオペレーションチームへの引き渡し(コミュニケーション)や
インストール準備ができていなかったための失敗でした。もったいない。
でも、市場の順位が少し上昇!
■3回目:勝率83%
2回目と同じく、計画を立てて実施しました。
3回目は人のスキルとアサインも入ってきました。
しかし、2回目での教訓を基に、コミュニケーション、情報共有、事前準備をした結果、5件が成功!
惜しくも1件失敗してしまいましたが、市場の順位は2位まで上昇しました。
こんな形で、ゲーム感覚でワイワイと実施することができて、非常に楽しかったです。
■プロジェクトを成功させるために身をもって学んだ7つのこと
・リスクを見込む
・計画はきっちり立てる
・常にモニタリングを行って、悪い予兆には少しでも早く気づき、対処する
・PMはPMOに状況を随時報告する
・PMOはPMから情報を収集する
・引き渡し、インストール、本番適用、本番開始までをきちんと視野に入れ、ステークフォルダーとのコミュニケーションを密にとる
・PMOの冷静な判断
■実際のプロジェクトでは
今回の実践シュミレーションでは、状況が可視化されて表示されましたが、
実際のプロジェクトでは、状況が目に見えるわけではありません。
・如何に可視化するか
・如何に可視化した情報を最新に保つか
・どうしてもリソースが足りない場合どうするか
といったことが次の課題だなと思いました。
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・プロジェクトマネジメント 実践シミュレーション編
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