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最近はブラウザの中でGoogle Chromeの人気が高くなっているようですが、そのように支持されている理由としては、マルチデバイスのサポートやスピードの速さはもちろんですが、その拡張性が高いことなどがあげられると思います。今回は、ユニリタが提供しているサービスマネジメントツール「LMIS」のベースとなるSalesforceで利用できる拡張機能(アドイン)をいろいろ試して、実際に使ってみた感想などについてご紹介したいと思います。
まず最初は、Salesforceへのログインを支援するアドインについてです。システム管理者や開発者の方であれば、複数のログインアカウントでログインしたり、異なる複数の環境に対してログインしなければならないことがあるかと思います。そのような場合には、通常ですとメモ帳やExcelなどでURLやログインやパスワードなどを管理して、その都度コピー&ペーストしながらログインしているのではないかと思います。そのようなときには、Salesforceをサポートするログイン管理ツールを使用するのが大変便利です。代表的なものとしては、「Force.com LOGINS」や「Salesforce.com Quick Login As」などがあります。これらのアドインを使うと、リストされたユーザ名をクリックするだけで、ログイン画面を経由せずにSalesforceに直接ログインすることがでるようになります。ログイン後のデフォルト画面を指定することもできます。
その他にも、特定の機能に特化したアドインとして、例えば以下のようなものがあります。
これは特にSalesforce向けというわけではではありませんが、HTMLテーブルから、ある列のみのデータをコピーしたり、テーブル全体をコピーして、テキストのみを抽出してExcelなどに貼り付けることができます。オブジェクト定義から項目の一覧を取得するときなどに利用することができます。
例: ColumnCopy、Copytables
項目レベルの権限設定などで一括選択のチェックボックスを追加してくれるので、有効化したい項目をひたすら一つずつクリックし続ける必要がなくなります。
例: Salesforce Admin Check All
余計な操作を行うことなく、目的の画面に最短で移動することが可能になります。
例: Salesforce Navigator
構文や括弧の両端をハイライトしたりして数式を見やすくしてくれる機能があります。
例: Salesforce.com Enhanced Formula Editor
上記の中でも、「Salesforce Navigator」は使ってみると大変便利でした。登録したホットキーを押すと検索ボックスが表示されます。そこにキーワードを入力すると関連する遷移先のリンクの一覧が表示されるので、それをクリックして目的の画面へと移動することができます。「すべてのタブ」画面やアプリケーションメニューなどを使用する必要がなくなります。例えば、検索ボックスに[インシデント]と入力して、表示されるリンクをクリックするだけで、どの画面からでもインシデントの新規作成画面に遷移することができます。設定画面へ遷移する場合などでも、通常は一度設定画面に移動してから、目的の画面をキーワード検索するという2段階の操作を行っていますが、このアドインを使えばその必要がなくなります。
それ以外にも、オブジェクトの詳細画面から項目のAPI参照名などのメタデータを表示するという、普段はそれほど使わなくても、あると意外と役に立つアドインもあります。さらには、一つのアドインで複数の機能を提供する「ORGanizer for Salesforce」のような便利で多機能なアドインもあるようです。
実際に使ってみると、環境やバージョンによっては期待したように動作しないものもあるようですが(例えばLightning Experienceではまだ正しく動作しないなど)、拡張機能をうまく使いこなすことができれば、さまざまな作業の時間短縮の手助けとなることは間違いないでしょう。今後他のツールについても、もっといろいろ調べて試してみたいと思っています。
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