
ビジネスを飛躍させるデータドリブンの力
先日、ビッグデータ関連のセミナーにて、データ分析の実績をお持ちの識者の方々によるディスカッションの時間があり、そこで、このような質問が出ていました
データの分析は、どんな結果が出るのか、分析してみるまでわからないことが多い。
やってみないと結果がわからないものを、「やってみましょう」と提案するときには、どのように提案しているか。
この質問を占いに例えてみると、
占ってみないと結果がわからないものを、有償で「占ってみませんか」と勧めるときには、どのように勧めるか。
という質問をしているのと似た状況ではないでしょうか?※実際、ショッピングモールなどにある占いコーナーなどでは、顧客が自ら望んで占ってもらいに集まっているように見えますから、占い師の方々が「勧める」シーンはそうそうないのかもしれませんけど。
占いを頼る側の動機としてはいくつか考えられるものがあります。
(例:「評判の占い師と聞いたので」「重大な選択を控えていて、少しでも指針がほしい」など)
しかし、占い師の立場でどう勧めるかと言われると、なかなか難しいですね。
質問への回答を商売の宣伝として考えるなら、
などが考えられそうです。
話しをデータ分析の方に戻しましょう。
前述のディスカッションで識者の方からは
などの回答が出ていました。
やはりケースバイケースのようで、定番の答えはなさそうですが、識者の方々の回答は先にあげた占い師の回答例とそれぞれ似ています。
弊社の場合は、お客様がお持ちのデータを調査(プロファイリング)し、初期分析させていただく「実証実験」を行う形を取っています。
データの種類や内容によって「どんな結果が出るのか」は異なるため、効果のある分析結果が出そうかどうかをまず実験し、結果を確認いただいてから、次のフェーズへ進むというものです。占いに置き換えれば、手始めに軽く占ってみて、お客様に効果のほどを見てもらってから次に進むイメージでしょうか。
ここまでで書いたように、データ分析と占いとでは「やってみないとわからない」という点は共通していますが、一般的に占いが非科学的なものとされるのに対して、データ分析は統計学的手法に基づいて結果を出している点が異なります。
データ分析の結果は、当事者たちの目の前にあるデータというファクト:事実を根拠とした「裏付け」になりえます。
一方で占いの結果は、占い師個人の知識や人柄などから「後押し」にはなってくれても、「裏付け」とまで言い切るのは難しいでしょう。
「後押し」ではなく「裏付け」が必要な場合は、データ分析で裏付けることを考えてみませんか?
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