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お正月に感じる身近なリアルタイム

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あっという間に正月休みが終わってしまいましたが、皆様はどのようなお正月を過ごされたのでしょうか。
私は基本的には自宅でのんびりと過ごしていたのですが、その中で昔の写真の整理などをしていて高校生だった頃(十数年)の写真を見つけ、昔を懐かしみつつ別人のような若かった自分と最近の写真の自分を見比べてその変化に驚いていました。
ただ、変化したのは私だけではなくお正月の過ごし方の中にもあったなと感じたことがいくつかあったので書いてみます。

 

まずは、TwitterやfacebookなどのSNSで友人がどのような正月を送っているかを眺めたりしていました。昔であると、休み中もしくは休み明けに正月はどんな風に過ごしたかを聞いたりして、家庭ごとに過ごし方は違うものだな~などと思っていたような記憶があります。比べて現在ではSNSを通して、写真やムービーなどで友人の正月の過ごし方がほぼリアルタイムに見ることができます。

 

また、ここ数年は海外にいる友人と新年の挨拶などもSNSを通してやっています。昔なら年賀状ならエアメール、電話なら国際電話などかなりの手間が掛かってしまい、私はまめではないのでとても助かります。海外の友人の一人はFacebookのVoice messageという音声メッセージの機能でお祝いメッセージをくれて、SNSの力を見せつけてきました。数年ぶりの懐かしい声に新年早々喜ばしい気持ちになれました。

 

少し時間は戻って、大晦日の紅白歌合戦を見ていて気がついたのですが、ここ数年は地デジの機能で赤組が良かったか白組が良かったかの投票ができるようになっています。
調べてみると、2001年までは会場での審査だったようですが、2002年からはデジタル放送の双方向機能を使ったお茶の間審査員による投票が行われるようになりました。さらに2012年の紅白からはスマホのアプリからも投票できるようになり、今年は約100万票もの投票があったそうです。
番組を見ていると、投票の集計は番組中にリアルタイムで行われていて、投票終了後すぐに結果を発表していました。

 

お正月とは余り関係ありませんが、休み中に京浜東北線を利用する機会があり、最近ではJR東日本アプリから列車の現在地情報が確認できるようになっていることを知りました。このアプリから自分の乗る駅に向かってくる電車が現在どの位置にいるのかを把握できます。私が乗った時は特に電車に遅延が発生していなかったので面白半分くらいで見ていましたが、通勤時や急いでいる時に遅延が発生した場合、電車が後どのくらいの時間で到着するのかがリアルタイムで把握できるのは、振替の電車を使うかの有効な判断材料になるかと思います。

 

JR東日本アプリ
http://www.jreast-app.jp/

 

また、銀行のATMやインターネットバンキングは当たり前のように年末年始も使えていますが、窓口しかない一昔前は自分のお金なのに年末年始は下ろせないような時代もありました。昔の人はお年玉の用意は早めにやっていたのかな、などと考えてしまいます。

 

SNSなどのソーシャルサービスの革新、情報を受信配信する際に使われるインターネットなどの通信技術や、集計する際に必要な高速なデータ処理技術の進歩などは序々に我々の生活に変化を与えて、いつの間にか当たり前のように色々なことをリアルタイムでできるようにしてくれているのだな~などと思うお正月でした。

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