今週はWindwos OSで便利な、私のお薦め機能をご紹介します。
さて、プリントサーバを別環境に移行するとき、みなさんどうされていますか?
もし、移行先の環境に、全てのプリンタドライバを1つずつ改めてインストールされている場合、結構大変ですよね。インストールだけでなくドライバの設定も、移行前環境と同じ設定にしなければなりません。
また、実際に印刷して以前と同じように印刷できているか確認しなくてはなりません。さらに、プリンタの種類が多い場合は、プリンタごとの細かい設定も増えます。ここでのオペレーションミスって結構発生しやすいと思います。
かく言う私も、帳票の印字を複数のOSでテストするときに苦労していました。そう、今回ご紹介する機能を教えてもらうまでは!!
というわけで、プリントサーバの環境移行を不安に思う方に、Windows7、Windows Server 2008 R2以降に追加された素晴らしい機能「プリンタ情報のインポート/エクスポート機能」をご紹介します。※「知ってるよ」と言う方、すみません最後までお付き合いください
それでは、使用手順を簡単に説明させていただきます。
【使用手順】
①まず、移行元のOSで、[コントロールパネル] - [すべてのコントロールパネル項目] - [管理ツール] - [印刷の管理] から、印刷の管理ダイアログを開きます。
※コントロールパネルで[管理ツール]が見つからない場合は、コントロール画面右上にある「表示方法」を「小さいアイコン」に変えてください。
②次に、ダイアログ画面左側の
[プリントサーバ
]にある移行したい環境を選択して右クリックで表示される「プリンタをファイルへエクスポート」を選びます。これで、プリンタ情報をファイルへ出力することが出来ます。
③そして、移行先のOSで、同じように「プリンタをファイルからインポート」を選ぶことでプリンタ情報をインポートすることが出来ます。
これで、プリンタ情報をファイルへ出力することが出来ます。そして、移行先のOSで、同じように「プリンタをファイルからインポート」を選ぶことでプリンタ情報をインポートすることが出来ます。
私はこの機能を使用することで、テスト環境作成の工数が削減できました。とても便利な機能ですので、皆さんもお試しください。