
【2024年 秋】郵便料金値上げによるコストの増加を回避するには?
簡単ではございますが、当日の開催報告を以下のとおりいたします。
LMIS on cloud導入以前は、インシデント管理、プロジェクト管理、変更管理、リリース管理を別々のシステムで行っており、管理が煩雑になっていたそうです。別々のシステムで運用していた部分をLMIS on cloudに集約することで、お互いに管理番号を持ち合う煩雑さや運用コストの削減、情報の可視化、社内にいなくても外から承認できるようになったそうです。
選定時には、複数の他社製品と比較検討されていたそうですが、「クラウド製品であること」、「システム監査で指摘されないようにITILに準拠していること」、「システム監査で利用されている実例があったこと」といった点からLMIS on cloudをご採用いただいたとのことです。LMIS on cloud導入による効果としては想定していた効果以外にも、これまで膨大な紙資料と工数をかけていたシステム監査準備作業の大幅な削減に成功したとおっしゃっていました。
最後にITSMツールを利用してITサービスマネジメントのプロセスを導入する際のポイントや、システム監査でのポイントについて語って頂きました。
アース製薬様の詳しい導入事例はこちらから
ITSMの取り組みは2011年からツールを利用して取り組んでいたそうですが、ITSMに関する手続きが多く(例.A3用紙で8ページもあるチェックシートなど)、それを基に構築したツールも入力項目が多い、操作性が悪い、承認プロセスが複雑といった課題を抱えていたそうです。
ツールのOSであるWindows Server 2003のEOSに伴い、ゼロベースでツールの検討を実施し、「シンプルな構造」、「問い合わせを減少できること」「変更が容易である」「クラウドであること(EOS、資産の重複計上からの解放)」といった点からLMIS on cloudをご採用頂きました。JTB情報システム様では特にガイドとヘルプテキストの機能を活用したマニュアルレスを実現。また、大量の管理項目や複雑な承認プロセスを見直し、起票~承認までの時間について年間7000時間の工数削減につなげることができたそうです。
最後にクラウドツールを利用する際の注意点やツール導入後のポイントについて語って頂きました。
JTB情報システム様の詳しい導入事例はこちらから
コンサルタントとしてLMISの販売、構築に携わる中で感じた「IT技術をつかって自社の商材を独自化、差別化していくことが本格化している」、「モノを作ってただ売るのではなく、作ったモノをITインフラに乗せてITサービスとして運用していく」、「ITサービスの製造、開発、提供が事業部門の本業になる」という3つのビジネストレンドについてご説明頂きました。また、その3つのビジネストレンドから今後は、事業部にITサービスマネジメントを適用していく取り組みが必要になるのではないかというお話をされた後、OA機器メーカーと製造業の事例をご紹介頂きました。
LMIS on cloudの基本機能と今後のバージョンアップにより提供される新機能のご紹介やロードマップを紹介させて頂きました。
2017年12月にリリース予定のバージョン2.4ではサービス要求プロセスの実装とセルフサービスポータルの機能強化(UI見直し、承認経路表示)、オブジェクト間連携機能がご利用いただけるようになります。
2018年以降はAIへの対応や、入力の簡素化、セルフサービスポータルの機能強化などの開発を進めていき、LMISをより使いやすい製品にしていきます。
講演終了後、多くのお客様が情報交換の場であるソーシャルアワーに、ご参加くださいました。 お客様同士での意見交換が活発になされており、お客様にとっても非常に有意義な時間を過ごせたのではないでしょうか。
次回開催の際には、今回参加できなかった方もぜひご参加いただければと思います。
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