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Windows10をビジネスで使用する

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ブログのテーマからは少し脱線しますが、お盆休みと言うこともあってWindows10で気がついたことをまとめてみたいと思います。あまりインターネットで出てこない話題を中心に書きます。

 

◆Surface3はリリース直前までまともに動かなかった

 

Surface3は「Windows10を先行してネイティブマシンで動かす環境が必要だ」と自分に言い聞かせて(笑)購入しました。ところが6月下旬にInside Previewで導入しようとしたところ、インストールで失敗。日本語の情報はありませんでしたが、海外では結構な騒ぎになっていて、7月上旬までインストール可能なビルドは出ませんでしたし、インストールできたものの、トラブルがいっぱいで、まともに使用できる状態ではありませんでした。

 

特に困ったのが、外部ディスプレイを認識しない!プロジェクタが繋げないので、仕事になりません。この問題はリリース日である7月29日の前の週にIntelのグラフィックドライバが配布されるまで続きました。

 

それにしても、リリース月に入ってからも怒濤のビルドリリースで、最終RC(Release Candidate)がリリース日の数日前という、過去に例を見ないデスマーチぶりで、この調子でWindows10のリリース日にSurface3がまともに動くとは思えませんでしたが、コンシュマー製品のリリースも変わったものだぁとつくづく感じました。

 

現在、Surface3はWindows10で一応まともに動いています。ときどき携帯ネットワークが無くなる(機内モードOFFのときの起動対象から外れてしまう)とか、夜中に勝手になんかやってて朝に電池が空だとか、軽微な問題は残っていますが業務に支障はありません。そのうちWindows Updateで解消されるだろうと思うのは、もうマイクロソフトのUpdate戦略になれてしまったのかもしれませんね。

 

エクスプローラ
>>「PC」の下のリンクが邪魔なんですけど

 

Windows8、8.1から話題になっていますが、エクスプローラの「PC」ノードの下のリンクが邪魔です。

 

 

だいたい、ビジネスPCで「ピクチャ」「ビデオ」「ミュージック」なんて使わないでしょ?「ダウンロード」「デスクトップ」なんかはクイックアクセスに表示できるので不要です。

Windows8.1のTIPSで、レジストリ操作でこのリンクを消せるというのがありました。残念ながらエントリは存在しましたが、Windows10では効果はありませんでした。

いっそのこと、ローカルドライブも全部クイックアクセスにピン留めして、PCのノードは開かない、という方が便利なのかもしれません。

 

>>「ネットワークドライブの割り当て」どこいった?

開発サーバーをネットワークドライブとして割り当てようとしたら、リボンのどこを探しても「ネットワークドライブの割り当て」が見当たりません。

 

 

30分ぐらい、ヘルプやネット検索をしましたが対策が見つからない。
いろいろといじっていたら、ありました!

 

リボンの種類が、左側のツリーペインのどこをフォーカスしているかによって変わるんです。私はドライブをクリックしたまま探してたのでどうしても見つかりませんでしたが、「PC」が選択されているときと、「ネットワーク」が選択されているときだけリボンが変わるのです。

 

 

Windows8.1からそうなっていたのでしょうか?一時タブレットで使っていたのですが記憶にありません。これは、本当に便利なんでしょうか?まぁ滅多に使わない機能アイコンが必要なときしか出てこないという方向性はわからなくもないですが。

 

ソフトキーボードのFEPモード問題は解消されていない

 

過去にWindows8を使用していたときはピュアタブレットとして評価していたのですが、現在のSurface3はほぼNote PCとして使用しているのであまり問題はないのですが、Windows8以降、キーボード周りの大きな変更があって、日本語入力モードのオンオフをFEPでなくWindowsが保持するようになりました。そのため、ソフトキーボード使用時、キーボードを立ち上げるたび&ソフトウェアが切り替わるたびに入力モードが強制的に日本語になります。

 

コマンドプロンプトのウインドウを選択するたびに日本語になっちゃうんですよ?
エクスプローラなどでは、入力フィールドをフォーカスするたびにFEPがオンになります。

 

タブレットとしてキーボード無しに使用する場合、はっきり言って使えません。この辺は、昔のように開発陣に日本人ががっつり入って意見出来てないのかな、と不安を覚えます。

 

外部ディスプレイが不思議?

 

外部ディスプレイを使用する場合、Windowsでは外部ディスプレイの解像度にあわせてノートPC側のパネル解像度が変更されていたのですが、MacやiOSと同じく、現在ノートの画面に表示されているのと同じ画面が出力されます。

 

これは便利です。プロジェクタをつなぐたびに手元の液晶の解像度が変わることが無くなるわけです。

 

 

たとえば、Surface3は1920×1280で、プロジェクタのパネル解像度が1024×768でも、ご覧のように液晶側はなんの変化も無く全画面表示されます。
どうも、OS側でダウンスケールしてくれているようです。Windows8.1では確かこのようにはなりませんでしたので。

 

プレゼン等では強力な機能ですね。

 

リモートデスクトップがすてき!

 

Surface3は画面が小さいので、フォントの大きさを175%にしています。
この状態でWindows10あるいはWindows Server 2012 R2にリモートデスクトップ接続すると、旧Windows7等では、画面が接続先の設定になるため、アイコンやフォントが豆粒みたいになってしまいますが、Windows10からだと、設定したフォントスケーリングがそのまま適用され、違和感なくリモートアクセスができます。
これはノマド派には嬉しい機能かもしれません。

 

Windows Updateについて

 

Surface3はWindows Homeなので自宅でカバンのなかで勝手にUpdateして再起動予約されてますが、デスクトップはProなので、Updateの再起動タイミングを遅らせることが出来ます。毎日「再起動したいんですけど~」と聞いて来ますが、無視していたらどうなるのかもう少し様子を見ます。

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